営業技術部 設計担当

設計したものが
形になる喜び


湖北精工株式会社

中西 諒さん 24歳


出身学校 虎姫高等学校
龍谷大学

自分の考えをアップグレード

機械の動く仕組みを設計する「機械設計」の仕事をしています。みなさんの身の回りにあるカップ麺やヨーグルトの容器、プラスチック製のコーヒーカップ等、曲面にロゴなどを印刷する機械を主に担当していて、設計はCADという、図面を描くシステムを使っています。

設計した機械は、自社工場内で組立、試運転を行った後にお客さまの工場へ納入しますが、設計者はどの工程においても不具合があれば対応しなければなりません。お客さまの工場へ出向いて対応することもあります。

「機械設計」といっても仕事は多岐にわたり、先輩のアドバイスを受けながら様々な経験を積んでいます。

大学では機械システム工学科で材質の強度について研究をしていました。設計は専門ではなかったのですが、大学3回生の就職活動中にインターンをして、機械設計が向いているのではないかと思い、一つのジャンルではなく様々な機械の設計に携わることができる湖北精工に入社を決めました。

入社後、研修の一環として、新入社員4人でペットボトルキャップの回流機を作りました。一から設計して機械を作るのは初めてでしたが、自分が設計したものが形になっていく経験は面白く、やりがいを感じました。想定通りに動いた部分もありましたが、うまくいかない所もあり、もっと考えを張り巡らせないといけないと感じ、設計の面白さと難しさを実感しました。

自分の考えを図面に表し、先輩からアドバイスを受けることで、考えをアップグレードできることもこの仕事の魅力です。

キャップ回流機と中西さん

信頼される機械設計士に

仕事を始めて2年目となり、基本的な図面の書き方や購入品の選定など、少しずつ仕事を覚えてきましたが、機械設計は10年で一人前といわれています。覚えることが多く、正確な図面を書くためには多くの知識が必要です。
思い込みにならないように、理屈があっているのか教えてもらっている先輩に質問して確認をしています。まだ、一歩を踏み出したという段階なので、目標は一人前になることです。

お客さまが望む機械を設計できるようになり、「中西さんに任せたらちゃんとやってくれる」と信頼されるような人になることを目指しています。そして、会社員として会社の利益に貢献することが目標です。

中・高・大とバスケ部に所属していて、現在も社会人バスケのチームで試合に出場しています。学生時代にしかできないことがたくさんあるので、中高生には今を楽しんでほしいと思います。

将来どんな仕事をするのか今は想像もできないと思いますが、インターンなどで実際に経験してみて、視野を広げてほしいです。

      

Q.休日の過ごし方は?

A.社会人バスケの練習と試合。リーグ戦にも出場しています。たまに小学生に教えることもあります。


Q.尊敬している人は?

A.イーロン・マスク氏です。経営者なのに設計もできて、電気自動車やスペースXなど、多彩な事業を成功させているところを尊敬しています。


Q.仕事をする上でのあこがれは?

A.現在、仕事を教えてもらっている先輩です。経験が豊富で視野が広く考え方も柔軟で質問に対して的確な答えをくれます。


ある1日

6:20
起床・朝食

7:30
出勤

8:00
始業 機械設計など

12:05
昼食

12:45
機械設計

16:50
終業

18:00
帰宅、夕食 ランニング、筋トレなど
社会人バスケの練習があるときは
19:00~21:00
バスケットボールの練習

23:00
就寝

 
住所 本社工場
〒526-0802滋賀県長浜市東上坂町351番地2

小沢工場
〒526-0004滋賀県長浜市小沢町225番地
電話番号 0749-63-5212
設立 1942年
従業員数 168名 (2022年4月現在)
URL https://www.kohokuseiko.co.jp/

一般産業機械・省力化機械の設計から製作を手がける機械メーカーです。お客さまからのご要望をお聞きし、設計・部品製作・組立・電気制御・据付工事までを一貫して行うことで、自動車業界、電気業界、食品業界、医薬品業界など幅広い分野のご要望にお応えしています。

Twitter:https://twitter.com/KSK_saiyou

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