仕事を客観視すること

　仕事内容はグラフィックデザインとアートディレクションです。広告、情報誌、ホームページなどのデザインを担当しています。お客様が思っていることをデザインして形にするのですが、お客様のイメージを超えたものができたときはとてもうれしいです。
　アートディレクションとは、お客様の要望を聞き理解して、見せ方をデザイナーに伝える仕事です。その時に意識していることは、お客様の「らしさ」を引き出すこと。ただかっこいいだけのデザインではなく、お客様らしいデザインになるよう心掛けています。
チームで仕事をすることで自分のイメージも超えることができるのがアートディレクションのおもしろさです。
　心がけていることは、仕事を客観視することです。「誰のための」「何のための」デザインなのかを忘れないようにしています。

※カメラマンとして写真撮影もおこなっています

Macとの衝撃的な出合い

　中学・高校とバンド活動に明け暮れていました。高校2年生で進路を決める時に、教室の後ろに置いてあった分厚い進学情報誌を見たことが転機でした。大阪デザイナー専門学校の工業デザイン学科（現・プロダクトデザイン学科）で立体のデザインを学べると知り、どうしてもこれがやりたいと両親を説得しました。その後、大阪で家電のデザインをしていたのですが、滋賀に帰ることを決め、仕事を探していた時に滋賀県内で１社だけデザイナーを募集していたウエストに入社しました。
　今から25年前。グラフィックデザインが手作業からデジタルに変わる時でした。Macとの出合いは衝撃的でした。Macの可能性を感じ、何でもできる夢の世界だと思いました。デザインを教えてくれた先輩が独立されてからはほとんど独学で覚えましたが、「adobe イラストレーター3.0」というソフトを使ってデザインするのはとても楽しく、これこそが自分の天職だと思いました。
　中高生の皆さんには、好きなこと、やりたいことがあるならがむしゃらに突き進んでほしいです。すぐにあきらめずに粘って、そのやりたい気持ちを信じて突っ走ってください。

バンド活動に明け暮れていた学生時代

打合せ風景

毎朝のチームミーティングは欠かせない

Q.子どものころの夢は？

A.工作が大好きだったので、プラモデルの設計をする人になりたかったです。

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Q.趣味は？

A.写真を撮ること、料理を作ること。最近はドローンも使い撮影した動画をショートムービーにすることにはまっています。

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Q.尊敬している人は？

A.父親。公務員で、多趣味な人です。「デザインをやりたい」という夢をよく理解してくれたと感謝しています。

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有限会社ウエスト

ウエストは、広告・出版分野で30年以上、豊富な実績をもつクリエイティブ集団です。
グラフィックデザイン、Webデザイン、サイン＆ディスプレイ、イベント運営、メディア運営などを得意としております。
お客さまとユーザーのために、「よりわかりやすく」「より力強い」デザインを創造いたします。

【情報提供/滋賀県中小企業家同友会　共育・求人委員会】