Webコーダー
経験がないなら、
まず挑戦してみよう
有限会社ウエスト
奥村 樹生さん
オンラインビズdiv
| 出身学校 | 京都コンピュータ学院 |
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書いたコードが、画面の見た目や動きになる
有限会社ウエストで、Webコーダーとして働いています。HTML、CSS、JavaScript、PHPといったWebページを作るための言語を使い、デザイナーが考えた見た目を、実際に動くWebサイトへ仕上げる仕事です。
お問い合わせフォームや、記事・画像を更新する管理システムも作っています。公開後はページの追加、不具合の修正、セキュリティ対策などにも携わります。
専門学校へ進んだ時点では、Webコーダーを仕事にしようとは考えていませんでした。転機になったのは、Webデザインとコーディングの授業です。
やるからには基礎を身につけようと思い、両方を学びました。黙々とコードを打ち、それが画面上で目に見える形に組み上がっていく過程が面白く、自分に向いているかもしれないと感じました。
就職活動で有限会社ウエストを訪れた際、Webコーダーを必要としていることを知り、学校で身につけた知識を伝えたことが現在の仕事につながりました。
数ピクセルの余白にも理由がある
仕事を通して、デザインの細かな部分にも理由があることを学びました。特によく調整するのは余白です。ボタン同士の間隔や、写真と説明文の間など、普通に見ただけでは気づかない数ピクセルの違いまで合わせます。
文字の大きさや余白が少し変わるだけで、読みやすさや印象も変わります。パソコンではきれいに表示されても、スマートフォンやタブレットでは崩れることがあるため、さまざまな端末で確かめながら仕上げます。
計算されたデザインを忠実に形にしていくところに、難しさと面白さの両方を感じます。
案件ごとに新しい表現へ挑戦できることも、この仕事のやりがいです。画面をスクロールしたときに要素が現れたり、手前と奥で動く速さを変えて奥行きを感じさせたりする仕組みを取り入れています。見る人が続きを読みたくなるページを作れると、自分も楽しくなります。
曖昧なまま進めず、一つずつ確かめる
大変なのは、実際にやってみないとどうなるか分からない作業です。公開後の保守では、WordPressなどのシステムを新しいバージョンへ更新します。しかし、更新によって画面が表示されなくなることもあるため、ボタンを押すときは今でも緊張します。
実際に不具合が起きたときは、いったん元の状態へ戻して原因を探します。新しいバージョンに対応していない部分を書き換え、もう一度更新します。複数のサイトへ影響が出た場合は、同僚と分担して、できるだけ早く復旧させます。
お客様の要望を正確にくみ取ることにも難しさがあります。言葉だけでは完成のイメージが分かりにくいときは、その場で内容を聞き直します。打ち合わせ後に簡単なデザイン案を作ったり、制作途中のページを仮のサーバーへ載せたりして、認識に違いがないかを確かめます。
曖昧なまま進めず、小さな確認を重ねることを大切にしています。
AIを道具にして、人の感覚を生かす
制作にAIも活用しています。デザインデータをもとにプログラムを書かせる方法と、原稿からページ全体を組み立てる方法があります。
ただし、AIへ任せるだけでは、元のデザインどおりにならないことがあります。余白や文字の大きさ、ボタンを押した後の流れなどを自分で見直し、問題があれば具体的な修正内容を伝えます。細かな部分は手作業でも調整しながら、完成度を高めています。
これからは、作る力だけでなく、AIへどれだけ適切に指示できるかも重要になると思います。便利な道具として活用しながら、コーディングの基礎知識と自分自身のデザイン感覚を生かすことが大切です。
調べて、試した経験を次の力にする
仕事でつまずいたときは、まず自分で調べて試します。エラーメッセージを検索したり、過去の似た案件のコードを見返したりします。
それでも解決しない場合は、試したことを整理してから先輩へ相談します。相手の時間を無駄にしないためでもありますが、自分の考えを整理する途中で原因に気づくこともあります。
よく使うプログラムは、次の仕事で利用できるようにまとめています。一からすべて書くのではなく、必要な仕組みをテンプレートとして蓄え、調整しながら使います。調べた結果を次に生かせる形で残すことが、自分の技術を支えています。
これからはお客様と直接話す機会を増やし、お客様ご自身もまだ気づいていない課題や可能性を引き出したいです。言われたとおりに作るだけではなく、「こうしたらもっと良くなります」と、プラスアルファの提案ができるコーダーを目指しています。
中高生のみなさんには、「経験がないからできない」と決めつけず、興味を持ったことへ一歩踏み出してほしいです。最初からできる人はいません。経験がないなら、まず挑戦してみる。挑戦した回数が、そのまま自分の引き出しの数になります。
Q.子どものころの夢は?
A.ものを作る人です。
工作が好きで、手を動かして形にすることに夢中になっていました。
Q.休日の過ごし方は?
A.外食や買い物に出かけることが多いです。
Q.好きな教科・科目は?
A.美術と体育です。
手を動かすことと、体を動かすことが好きでした。
| 住所 | 本社:滋賀県近江八幡市浅小井町699 ヴォーリズみらいビレッジ内 沖縄支社:沖縄県豊見城市字豊崎3-59 4015 |
|---|---|
| 設立 | 会社設立 2003年6月26日 |
| 従業員数 | 28名(パートタイマー、委託社員含む) 2026年2月1日現在 |
| URL | https://we-step.com |
有限会社ウエストは、広告宣伝やブランド構築を企画から撮影・仕上げまでワンストップで手掛けるクリエイティブ集団です。クライアントの「想い」を深く読み解き、心を動かすデザインと表現で人と人をつなぎ、世の中に笑顔と共感を広げています。






