職人に憧れて

「ブレーキ工程」を担当しています。ブレーキプレスという機械を操作して、金属の板を曲げて加工します。加工した部品は自動改札機などに使われます。以前から職人に憧れていて、求人情報を見た時に精密な部品を作るということに興味を持ち、自分も作ってみたいと思い入社しました。

精密部品を作っているので、複雑な形の曲げ作業が必要になります。試行錯誤して曲げ作業をして、既定の公差に収められた時に達成感を感じます。
仕事を始めた当初は、図面を見て考えながら曲げ作業をするので大変だったのですが、だんだんと頭の中で図面を立体として想像できるようになり、やりやすくなりました。
自分の作ったものが世の中で使われていることにやりがいを感じます。

お客さまの気持ちを考える

仕事で心がけているのは、確認作業にもれがないように気を付けることです。製品がお客さまのもとに届いた時に不良品があると悲しい思いをされると思うので、お客さまの立場に立って考えるようにしています。

金属の製品には、サビやトゲがあることがあり、それを見逃さないことが重要です。最初は見ても分からなかったのですが、1年ほど経つと、目が慣れてきて分かるようになりました。

仕事を通して、報告や相談をするのはもちろんですが、自ら考え動くことの重要さに気づきました。
今後は、技術をしっかり身に付け、自分のものにできるように落とし込み、新しく入ってきた人にも教えられるようになりたいです。周りから一目置かれて信頼されるような人になりたいと思っています。

Q.休日の過ごし方は？

A.愛犬と遊びます。帰宅後も犬と遊ぶのが日課です。

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Q.子どもの頃の夢は？

A.お寿司屋さん。お寿司が好きだったので。

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Q.この仕事に向いている人は？

A.集中して作業をするのが好きな人に向いていると思います。

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山一産業株式会社

精密板金加工を得意として金属全般の加工を請け負う精密板金の老舗メーカーです。
長年、自動改札機、券売機、ATM、医療機器、精算機、配電盤、精度メカ部品などの超高速駆動メカ部品の生産に携わっております。これらの製品は、通常のメカ部品に比べてより高い精度が要求されることから、加工方法はもちろん加工以前の工程から最終出荷工程までの全工程で、さまざまな技術とこだわりをもった生産を行っています。